佐々木 甚一氏(新11回生)が「はつらつ元気」に執筆しています

        肝臓病にズバリ効いた!「シジミの貝殻粉末」
   「津軽のシジミ伝説」が現代によみがえる! 動物実験で効果を証明


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   シジミは古来より肝臓によいといわれる強肝食。そのため、最近ではシジミの潮汁やみそ汁などが人気を呼び、
  シジミへの関心も高まってきました。

  シジミか゛肝臓によいというと、一般にはシジミの「身」を想像される方がほとんとだと思う。
   確かに、シジミの身には肝臓によいとされる必須アミノ酸のほとんどがバランスよく含まれ、さらに、タウリンや
  メチオニン、システインといった肝機能を活性化するアミノ酸も豊富です。


  
そのため、肝臓の強化を目的にシジミを摂るとき、潮汁やみそ汁にしてシジミの身を食べる。
  また、エキスの溶け込んだ汁を飲む、これが一般的なシジミの摂取法として人気です。

  もちろん、シジミの身が肝臓によいことは先述した栄養面からみても間違いではありません。

   しかし「津軽のシジミ伝説」は、シジミの貝殻を焼いて、それを粉末にしたものが肝臓病を救ったと伝えています。
  しかも、この伝承療法は今も津軽油川のお年寄りたちによって受け継がれています。

  こうした伝承療法や民間療法と呼ばれるものに「根拠」を見出すことが、医学にかかわる者の使命のの一つと
  考えます。


   そこで今からおよそ10年前、私たち弘前大学医学部の研究グループと青森県工業総合研究グループとの
  共同研究によっ  て、シジミの貝殻を焼いて粉末にしたもの(焼成シジミ貝殻粉末)の研究が始まりました。
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「はつらつ元気」より抜粋
肝臓の病気が気になる方、また、お酒が好きで肝臓への負担が気になる方は、ぜひ一読されてはいかがでしょうか
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