「 思い出 」

      細川文男   昭和46年卒 (23回生 )






「 思い出 」      細川文男   昭和46年卒 (23回生 )  




     私は昭和43年岩手高校入学で、体操部に所属し3年間お世話になりました。
    今から40数年前のことですが、岩手県で開催された国体(岩手国体)があった時3年生
    で体操選手として出場させていただきました。


    当時の体操部は、県では強豪校で指導する先生方にも恵まれ、良きライバル

    もいて、大勢の先輩方も強く熱心に活動したいました。合宿になると大変しごかれ、合
    宿が終わると天国に思われたほどでした。しかし、クラブ活動は楽しかったし、今、騒
    がれているような暴力を受けたことはありませんでした。


     地元国体が開催がされるということで、県も強化に力を入れ中学生の時か
    ら強化選手として指名されその時から盛岡一高の選手等とも合宿練習や強化合宿する

    機会も多くありました。



     しかし、全国の壁は厚く1年生の時のインターハイでわが県の誇る先輩チームは、下か
    ら数えたほうが早い順位。2年生の時はわが岩手高校のチームで中位の順位。とてもか
    なわないと思いました。


    直前のたいへんな練習量をこなし、国体を迎えました。岩手県のメンバーは

    岩手高校と盛岡一高の混合チームです。国体が始まり他県を迎え一緒に練習したところ
    決して自分たちは劣っていないと思いました。結果は5位で予選通過し、最終結果は9

    位でした。








昭和45年 岩手国体にて
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