石桜同窓会の皆様には、益々ご健勝にてご活躍のこととお慶び申し上げます。平成29年度総会において皆様からご承認いただき、名誉ある岩手中学・高等学校の石桜同窓会会長を仰せつかりました、新18回卒の村井紀之です。お引き受けしましたからには、微力ではございますが、会長として他の役員の方々や岩手奨学会、岩手中学・高等学校共に一致団結して、一生懸命職責を果たすつもりです。同窓生の皆様方におかれましても、格別なるご支援ご協力を何卒よろしくお願い申し上げます。
昨年、岩手中学・高等学校は創立90周年を迎えました。各時代の諸先輩方の母校愛・私立校ならではの連帯感の賜物により、同窓会は母校の一番の応援団としてその活動をこれまで継続させてくることができました。私たちも先輩方の想いを受け継ぎ、同窓会活動をより促進・拡大することで、母校の発展に寄与していきたいと考えております。最近では、創立90周年協賛事業の一環として、建学の父「三田義正翁」の胸像を母校へ寄贈させていただきました。又、石割桜に象徴される「不撓不屈」「質実剛健」の石桜精神の発揚として「石割桜に向かって校歌を歌う会」を実施する等、様々な形で母校へエールを送っています。
しかしながら、時代の流れでしょうか、近年では若い世代の同窓会活動への関心が薄れきているようです。平成16年度当時の村上照五郎会長が提案・創設された賛助会費制度へのご協力は減少傾向にあり、又、総会やクラブOB会等への参加者を見ましても新しい卒業生の顔を見る機会が年々減ってきているように感じます。
そこで平成20年度には、小枝指前会長のお声掛けでこの石桜同窓会ホームページを開設し、若い世代や遠い地にお住いの方などにも同窓会の的確な情報を発信できるようになりました。このホームページで随時最新の状況をお知らせしていくことで、会員の皆様方に積極的に同窓会活動に参加していただけるようにして参りたいと思っております。是非ご高覧いただき、より一層のご参加をいただければ幸いです。
本年度、母校は創立91年目を迎えました。石桜同窓会の運営は皆様方のご協力なくしてはできないものでございます。今後はより一層、各学年理事、各支部、各クラブOB会の皆様方の様々なご意見を積極的に同窓会運営に反映していきたいと考えておりますので、私もできる限り出席させていただく予定です。又、我らが岩手中学・高等学校が県内唯一の男子校として、その伝統や特色を生かし魅力ある学校としてさらなる発展を遂げていけるよう、今現在勉学に励んでいる後輩達に協力を惜しまず応援していきたいと考えております。
終わりに、岩手中学・高等学校、石桜同窓会の発展をお祈りしまして、挨拶とさせていただきます。
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